【XYシングル】滅びメガゲンガー入り

ゲンガー 臆病 浮遊→影踏み
滅びの歌 道連れ 金縛り 身代り
ゲンガナイト
※メガ進化時:167(252)-*-105(36)-*-125(76)-184(140)
・眼鏡ニンフィアハイパーボイス2耐え
・意地っ張り鉢巻ファイアローブレイブバード耐え
・最速ライコウ抜き

ソーナンス 図太い 影踏み
ミラーコート カウンター 道連れ アンコール
オボンの実
266(4)-*-121(252)-*-78-85(252)
・BS

ガブリアス 意地っ張り サメ肌
逆鱗 地震 ストーンエッジ 炎の牙
拘りスカーフ
185(12)-198(236)-116(4)-*-106(4)-154(252)
・A11n
・化身ボルトロスのめざめるパワー氷確定耐え

カメックス 控えめ 激流
水の波動 アクアジェット 悪の波動 竜の波動
カメックスナイト
※メガ進化時:173(148)-110-140-202(228)-135-115(132)
・眼鏡ラティオスの流星群高乱数耐え
・意地っ張り鉢巻ガブリアスの逆鱗耐え
・H振りギルガルドを水の波動+悪の波動で確定
・残り素早さ

キノガッサ 意地っ張り テクニシャン
タネマシンガン マッハパンチ 岩石封じ 茸の胞子
気合の襷
135-200(252)-101(4)-*-80-122(252)
・AS

ブラッキー 図太い 精神力
イカサマ 願い事 欠伸 守る
ゴツゴツメット
202(252)-*-178(252)-*-150-86(4)
・意地っ張り鉢巻ファイアローブレイブバード2耐え
・HB


概要
滅びメガゲンガー+ソーナンス+対ギルガルド
今回はその対ギルガルドブラッキーを採用した構築である。

この枠にはポリゴン2が入ったものが多いが、ブラッキーは欠伸で交換を促したり、願い事で後出しの被害を抑えたり、滅びの歌と相性の良い守るを自然に採用できる。

残りの3匹は対バンギラス、対ボルトロス、対ゲンガー辺りを意識している。
また、それぞれ対面性能が比較的高いポケモンを採用しており、メガゲンガーソーナンスの道連れで1:1交換を行ったとき最後に打ち合えるようになっている。

少々歪んだ構成だが、攻撃を一度も使わずに勝てる対戦が意外と多く十分に嵌めを体感できると思う。

個別
ゲンガー
歪んでるポケモン
攻撃技のないメガゲンガー。この構成で使っていて攻撃技が欲しいと思ったことが一度もない。
このパーティのメインである滅びの歌。
素早さを上げるため、滅びの時間稼ぎ等、何かと便利な守る。
択が発生しやすいが、嵌められる範囲が広がる金縛り。
滅びで処理した後に2:1交換を図る道連れ。
それぞれ必須級の技だと思っている。
調整だが、攻撃技のないメガゲンガーで最速を確保する必要がないと思ったので、眼鏡ライコウに上から金縛りが打てる素早さを確保し、残りを耐久に振っている。
物理、特殊どちらかの耐久を素早さに回し、スカーフバンギラス抜きまで振った方が良いかもしれない。

ソーナンス
歪んでるポケモン
BSぶっぱのソーナンス。体力に努力値を回していないので鉢巻ガブリアスへの後出しが安定しない。
その代わりに全体で重い物理フェアリー(マリルリメガクチート)より速いので、後出しから道連れで処理することが出来る。

ガブリアス
化身ボルトロスファイアロー等、上から挑発を打ってくるポケモンに強いポケモンボルトロスへの打点を意識して意地っ張りのストーンエッジ。1:1交換を繰り返してのラス1対面で勝てる範囲を広げるために炎の牙を採用している。
地震メガゲンガーを上から叩けるもの偉い。

カメックス
襷ゲンガー、バンギラスガブリアスと打ち合えるポケモン。滅びゲンガーが苦手としているギルガルドにも強い。
このポケモンのネックなところは範囲が広いように見えてマリルリに打点が持ちづらいところ。よって腹太鼓の起点になってしまう。しかし前述した素早さに振ったソーナンスマリルリより速く道連れを使うことが出来るのでマリルリ入りにカメックスを選出した時のリスクを抑えてくれている。
他にカメックスが苦手なキノガッサフシギバナメガゲンガーの滅びで処理が出来る。しかしこれは色々問題があった。

キノガッサ
バンギラスへの圧力。便利なポケモンではあるが、タネマシンガンの回数次第で痛い目を見る。
他のポケモンに比べると少し採用理由の薄いポケモン
意地っ張りでの採用だが、この構築の場合、岩石封じでメガゲンガーの上を取れる陽気の方が良いかもしれない。

ブラッキー
歪んでるポケモン
ギルガルド枠。
広い範囲を殴れるイカサマ。
交換するタイミングが計りやすくなり、メガゲンガーを当てる立ち回りがやりやすくなる欠伸。
回復技で願い事。
欠伸、滅び、願い事の時間稼ぎで守る。
欠伸を使うブラッキーなので特性は精神力一択。*1
メガガルーラと打ち合うこともあるので、岩雪崩で怯まないのは大きい。
弱点を突かれたり、鉢巻を持ったような数値ではない限り2耐え出来るので、願い事と欠伸で誤魔化せる。
全体で重い襷ゲンガーにも弱くなかったりで便利なポケモンだが、舞バンギラスを使う側からすればこれほど嬉しいポケモンはいないので注意が必要。イカサマで火力を補っているポケモンの性。挑発や毒々にも弱い。

感想
良かった点
・使っていて楽しい。
・精度を高めれば作業まで持って行けそう。

悪かった点
・急所で崩れる。
・金縛りによる択。
・選出が悪い意味で偏っている。※



ゲンガー、ソーナンスガブリアスの選出は多かったが、それ以外が少ない。基本選出として考えれば悪くないかもしれないが、選出するリスクが高いことが理由で出せていないので微妙。

カメックスキノガッサフシギバナを見たときに選出しづらい。これらはメガゲンガーで処理できるが、どちらもメガ進化なので同時に出せない。

キノガッサカメックスと違いメガ進化ではないのでフシギバナはそれほど気にすることもないが、鉢巻ガブリアスを考えたときのリスクが高い。ソーナンスを素早さ振りにしていることと、鋼もフェアリーもいないのでドラゴンが一貫している。*2

ブラッキーは単純に出しどころが難しい。結果的にブラッキーで良かったという対戦は多い。

補完が効いていないのでリスクが抑えられない。良くも悪くも選出依存。


その他
カメックスが入っていたところは、ブラッキーの起点作りから展開できる珠身代りボルトロスだったこともある。悪くはない活躍だったが襷ゲンガーに勝てる気がしなかったので解散。

滅びメガゲンガーは、もう少し考えたいパーティ。しかし当初の予定だったブラッキーよりメガカメックスの方に可能性を感じているのでブラッキーは使わないかもしれない。


後書き
今回、初めて記事を書く際に見出しを付けましたが、これ書きやすいですね。なんで今までやらなかったんだろう…

*1:シンクロは毒、麻痺、火傷で相手が眠らなくなる

*2:仮にいたとしてもそれぞれ炎、毒が一貫するので厳しい。