【BWシングル】脱出雨（霊獣ランド+ニョロトノ+キングドラ）

ポケモン シングル

霊獣ランドロス　陽気　威嚇
地震　ストーンエッジ　逆鱗　蜻蛉帰り
拘りスカーフ
165-191-117-*-102-155
4-204-52-*-12-236
・威嚇込みガブリアスの逆鱗2耐え
・ラティオスの流星群耐え
・補正なしガブリアス抜き
・ガブリアスを地震で2発

ニョロトノ　図太い　雨降らし
熱湯　冷凍ビーム　アンコール　滅びの歌
脱出ボタン
197-*-125-111-130-94
252-*-148-4-76-28
・眼鏡ラティオスの流星群耐え
・鉢巻カイリューの逆鱗耐え

キングドラ　控え目　すいすい
流星群　波乗り　竜の波動　寝言
拘り眼鏡
151-*-115-161-115-137
4-*-0-252-0-252

ボルトロス　臆病　悪戯心
10万ボルト　気合玉　蜻蛉帰り　挑発
電気ジュエル
155-121-90-177-100-179
4-*-0-252-0-252
・183-145-86ローブシンを蜻蛉返り+ジュエル10万ボルトで高乱数

ラッキー ※非理想個体　図太い　自然回復
地球投げ　タマゴうみ　電磁波　ステルスロック
進化の輝石
325-*-62-*-140-87
0-*-252-*-116-132
・ガブリアスの逆鱗2耐え
・眼鏡キングドラの雨ハイドロポンプ+ステルスロック耐え
・眼鏡霊獣ボルトロスの気合玉高乱数2耐え

テラキオン　陽気　正義の心
インファイト　ストーンエッジ　二度蹴り　剣の舞
格闘ジュエル
167-181-110-*-110-176
4-252-0-*-0-252
・ステルスロック+1積ジュエルインファイトでカバルドン確定

  • 解説

今まで、脱出雨に対して苦手意識を持っていたので、弱点を把握するという意味で脱出雨を使ってみた。当初は適当な構成で霊獣ランド+ニョロトノ+キングドラ以外の選出をしないで対戦していたが、思ったより勝率が良かったので本格的に組み始めた。なのでこの構築は霊獣ランド+ニョロトノ+キングドラの選出率を上げることを意識した作りになっている。
霊獣ランド+ニョロトノ+キングドラが基本選出で、他の3体は対受けループにテラキオン、雨ミラーにラッキー、霊獣ランド+ニョロトノ+キングドラで面倒なポケモンに強いボルトロスを採用した。

  • 個別解説

霊獣ランド
主に先発で選出する。蜻蛉返り→ニョロトノ→脱出ボタンでキングドラの展開を早くしたり、スカーフを持っているので、エースとしての役割も持てる。威嚇でニョロトノへの負担を軽減できるのも強み。電気無効もあるので、脱出雨の保管としてはとても優秀。

ニョロトノ
ランドロスの蜻蛉から雨を降らせて脱出ボタンで展開していく歯車的な役割を持つ。脱出ボタンを持つ以上、火力が低く起点になりやすいポケモンなので、起点にされ辛くするためにアンコールを持たせている。滅びの歌は瞑想を持ったスイクンやクレセリア、小さくなるラッキーに強い。
冷凍ビームは泥棒だったこともあったが、ガブリアスと対面して負けた対戦があったので最終的には冷凍ビームを採用した。

攻撃を受けるのが役割と言ってもよいポケモンなので、耐久に厚くしている。霊獣ランドはラティオスに対して蜻蛉返りをするので、ラティオスの眼鏡流星群耐え程度の耐久は欲しかった。物理耐久は霊獣ランドの威嚇があるので、妥協して特殊耐久を上げてもよかったが、カイリューの舞ジュエル逆鱗を受けることが多かったので、その攻撃を威嚇込みで耐えることができる鉢巻逆鱗耐えまで上げた。

キングドラ
脱出ボタンから無償で繰り出し圧力を掛けていく。火力を重視して性格を控えめにしてある。素早さが低くて困ったのは雨状態ではないときの対マンムーだった。

ボルトロス
めざ氷を切ったボルトロス。全体的にローブシンに弱い構築なので、電気ジュエルを持たせた。気合玉はバンギラス、ナットレイへの打点として採用した。
このポケモンは上記の通り、対レパルダスと基本選出で面倒なポケモンに役割を持っている。基本選出で面倒なポケモンはスイクン等の水の高耐久やラティハッサムである。それらに打点を持ちつつ、対レパルダスを考えるとめざ氷を切ることにした。10万ボルトをボルトチェンジにすればめざ氷も確保できるが、個人的に居座れる電気技が無いのは使いづらいと思った。また、蜻蛉返りは霊獣ランドと同じような動きができる。

ラッキー
雨ミラーでとても強い。このポケモンがいればニョロトノ+キングドラと選出されることも少ないだろう。

テラキオン
対受けループと襷マンムーに強いポケモン。雨パであるが、ニョロトノが脱出ボタンだったり、キングドラが控えめで、霊獣ランドとボルトロスがいる以上はマンムーが苦手な構築である。そこでジュエル二度蹴りを持ったテラキオンを入れた。格闘ジュエルはマンムーの他にもカバルドン+ラッキーにも強くなる。拘り鉢巻で使っていたこともあったが、マンムーとカイリューが同時に入っている構築が多く、拘っていると選出しづらかったのでジュエルを持たせた。

  • 選出

霊獣ランド+ニョロトノ+キングドラを出すことが目的なので、基本はこの3匹を選出していく。スイクンが居ても、雨ミラーであってもこの選出をしていく。雨ミラー用にラッキーを採用したという書き方をしたが、これはキングドラの選出を抑えるのが一番の目的で、相手のニョロトノ+キングドラに勝つためのものではない。

  • まとめ

この構築の弱点は基本選出に特化させすぎて、選出の幅が狭いことだ。よって、勝てる相手には勝てるが勝てない相手にはとことん勝てない。特にポリゴン２+ローブシンのトリックルーム展開には勝てた記憶がない。

物理キングドラは勘弁してください。